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MELLO(メロ)
SCUBERDIVE2008 浪速が大変
2008.08.01 OSAKA MUSE
出演
MELLO(メロ)
北国からの艶

MELLOは、いささか不安があった。
曲は聴いたことが無いわけではない。初めてライヴに行く人が感じる、
「ノリってどうノればいいんだろう?」的な。

女性が怖いんじゃなくて、単純に居た堪れなかった。
今思えば、頭の中に『MELLOは男性向きのバンドではない気がするなぁ…』という意識がどっかにあったからだろうね。
あの辺り、絶対良い匂いするんだろうなぁ…と思いながら、遠巻きに見ていたよ。
「何、この人?痴漢!?」とか思われそうだったからね…。w
たぶん、他会場の東京ミカエル。と、Dollyで分散した…か昼飯なんじゃないかな…と勝手に予想。


疾走感を感じさせるSEが鳴り響く。会場は半分以下が埋まった状態。
メンバーが一人づつ登場するものの、今日は、家庭の事情により、ギタリスト夢時が不在。
サポートのドラムが登場し、その後、天聞、峻、智。


激しく毒々しいメロディながらも、サビでは一気に晴れたように流れる「不義理の国のアリス」
そして、艶っぽく展開されるレトロな雰囲気を漂わせる「Labyrinth」と展開していく。


天聞(以下、天)「どうも、こんにちは〜、MELLOでーす…」

…曲と一変して、急に丁寧なMCの天聞。すごい落差だな。
北海道の訛りみたいなものを期待していたけど、そこまで訛っていないみたいだね。
…とそんなことを考えながらMC。

天「えー…と、疑問なんですけど、大阪の人、暑くないですか?
  僕たち函館から来まして、空港から出た瞬間から汗がバーっと出まして、
  ここまで来るまで倒れそうになったんですけど…暑くないですか?」


MELLOとしては、大阪の暑さが気になるようだ。
一年ぶりの大阪らしく、少したどたどしかった。

会場「あつーい」

天「ですよね…ってまぁ、聞いても何も広がらないですけどね。w」


何コノ、ほんわかトーク。w
そしてそのまま本当に何の広がりも無く世間話で終わり(笑)、「Reminds Me」。
リズミカルでキャッチーなメロディで巻き込んでいくMELLO。
個人的な感想だがやっぱりこういった煙に巻くようなリズムの曲好きだな。
…でもトークはあれでいいのか?と頭にひっかかっていたけども。w


そしてベースの歪む音から、エレキコントラバスに持ち替えた智。
下品ながらも、そこが魅力的なジャジィーなロック。「メロンコリー 」。
OSAKA MUSEにあるミラーボールが似合いそうなショータイムになっていた。


天「それでは…これでラストです。」

そして、その後、8月27日辺りの活動予定の告知。
新曲をする様子である。どうやって煽るのかなぁー…と興味本位でMCに注目するが…

天「時勢のカタストロフィを……これでも喰らえッ!」





えーーーー………………。

比伽那さんには悪いが…、天聞さん、MCダメダメじゃないですか;;
全くノープランで話してせいか、「これでも喰らえ」の後、半笑いでしどろもどろ。

しかし、そんなグダグダなMCとは違って、
かなりエモーショナルな新曲。スローテンポながらもシャウト有りのパワーサウンド系だった。

最後、天聞、クールに告知を済ませ、去ろうとしたとき、
マイクをガコーンと落として、素の顔になってた。



…何この奇跡。
初見だが…天聞、ダメな人ってのが残ったよ。w
最後、新曲で良い雰囲気で終わったー…と思ったのに。


会場の空気を止めた後、
会場が笑い声に帰っていったよ…あの人。
おちゃめさん、ダメっ子さんなMELLOですな。(・ω・)


・不義理の国のアリス
・Labyrinth
-MC-
・Reminds Me
・メロンコリー
-MC-
・時勢のカタストロフィ(新曲)



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