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ASAGI

Corvinus


  • Corvinus


  • 「Corvus」は、「鴉(カラス)」の学名。タイトル「Corvinus」は、"鴉の人"の意味。別の意味として、"第二変化"、"男性"という意味を含める。自由を求める鴉の強みのイメージを含有しているとのこと。
    現在、自由を求めることが許されず諦める世界こそが当たり前とされる世界…"灰色の空"である…そんな中の、"自由を求める者"……反逆者の視点の曲。人間の発達し過ぎ衰退していく世界は、途中のデジタルサウンドや、どこか堅い角のあるサウンドがそれを示しているのではないだろうか。ソロ活動をするASAGIの歌詞。激しいサウンドに囁くように歌い…雄大に飛ぶような、ASAGIのファルセットを多用したサビ。本当なら楽曲には「展開」というものが存在するのだが、それを一切壊した展開。しかしそれは不快を招くような展開では決してなく、聴いていて納得させられるような流れ。



  • Unknown


  • 「Corvinus」では、空であったが、こちらは「海」…人間の到達不可の深海の未知の部分を書いたもの。 自分の見たことの無い深海すら見える目を得たことによりASAGIも、自信を持てたとのこと。古代的なイメージを彷彿とさせるオリエンタルサウンド、Dとはまた違う『神聖』のオーラを纏った曲。最後のコーラスは、Dの楽曲"繭月の棺"でもあったが、一人のリスナーとして、あちらは「閉塞感」というものがあったが、こちらの"Unknown"では「偉大さ」を感じさせるようなものであったように思える。



  • まとめ


  • どちらも、ASAGIとして、二曲ながらも見事ソロ作品を作り上げたように思える。
    PVでは、黒い翼(CG)をはためかせたり、閉塞感のあるコンクリートのステージで外国人のギタリストやベーシスト・ドラマーなどと絡みながら、プレイする姿は、Dとは別物…メイクのせいか、別人のような印象も受ける。 二曲+PVと満足のできる作品ではないだろうか。Dのファンなら是非入手してほしい。




    【購入優先度】: グラフ170/200
    ヴィジュアル系ファンとしては聴いたほうがいいかも。Dを知らなければここからDの領域へ!
    【値段高価度】: グラフ120/200
    完売連続でしばらく入手できない人もいたが、落ち着いてから購入がオススメ。
    【オススメ度】: グラフ160/200
    二曲とも確立された世界観。その深みが心地よい。
    【即ライブ用】: グラフ30/200
    ライヴ…ソロライヴ…あるのかな…。
    【幅広さ度合】: グラフ150/200
    二曲ながらも幅広さあり。挑戦作品。
    【泣かせる度】: グラフ90/200
    泣くことはないけれど、力強さを感じる作品。
    【全体的総評】: グラフ110/200
    ASAGI、D好きなら必ず入手すべきアイテム。




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