妖しさ溢れるムードを醸し出した低音。しかしアップテンポでノリがよく、踊り出すような蜜のヴォーカルラインも聴き所な曲。
「INject Candy」の進化系といった印象を受けたが、
ライヴでは定番ナンバーでサビの、「キュンと鳴って!ハイと為る!」では、『咲き』が発生。
『ミッフィー』という言葉は、「うさこちゃん」という意味だが、ウサギを英語に直すと「bunny」「hare」「rabbit」となる。
そして、「bunny」「hare」の中のスラングとして、『愚か者、まぬけ、騙されやすい人』という意味が出てくる。
「number」は「曲」という意味があるので繋げると内容的にすぐ解る。
一人の少女、「飴と鞭」という言葉が似合う歓楽街で、空虚な気持ちを誤魔化すために官能に溺れては虚しくなっていた。
「時が経てば笑える日がきっと来る…」、そう願い毎日を生きるものの、身勝手な願いは叶わず。
虚しさしか残らない恋愛話を感動的な作り話に脚色しては、軋むベッドの上で喘ぐ毎日。
『胚胎したい(赤ちゃんが欲しい)』と願っては、死を願う、空虚な少女の物語を歌っている。
キュンと鳴ってハイと為る 唾液垂れ流したその紅唇で
胚胎的にお強請して頂戴 致死量的自殺願望気味のキャンディー
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