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誓ノ月
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Kagrra/ カグラ
誓ノ月
発売日:2006/02/01
参考価格:\1,260
価格:\908 OFF : \352 (28%)
※この情報は、2009/05/09 23:34のものです。
誓ノ月

ベーシスト女雅の初シングル作曲の曲。Kagrra,の疾走感溢れる王道ストレートナンバーに見せかけ、
曲が展開するたびに新しい要素が入っているという技巧的な曲。
「誓いの月(ちかいのつき)」と読むのは、当時、前身バンドCROWから混沌とした状況を打破し、
再スタートをメンバー全員で決め、「Kagrra」となったときに誓ったときの「月」が詩となっている。
自分達の信じるものこそが正義ではないかというメッセージの含まれた曲。

心は淡く晴れた あの日を焼付けて
変わらない 滾る思いは 永遠を求めて

心は今も憶えてる 固い絆を
変わらない 滾る思いは 永遠を求めて

びくに

水面の上にせり出した能楽堂でひとり・・・能楽師が能を舞っていて、
その中で演じているストーリーが「悪夢が延々と繰り返される」というホラーな内容。

ギターとベースがユニゾンされたかっこいい仕上げになっている。
「誓ノ月」とは違い、軽快に跳ね飛ぶようなメタルの要素が強い曲。
緩急のつけ方が巧みで、よりサビが伸びやかに聴こえる。
明日は遠く 届かねど 眉間を歪めて
求む未来は双手を寛げ 微笑んでる

時は幾度も廻れどまた繰り返す道を
違えど二度繰り返してく

故郷

「郷愁の念」・・・故郷を思う気持ち。琴の音のようなアコースティックギターの綺麗な音、
控えめながら叙情的なドラム、後半では一志のエフェクトがかかったかヴォーカルのように感じさせたり、
細かいこだわりを感じさせる。Kagrra,の新しいことをやろうとした二曲でありながら、
この曲は今までの作品での懐かしさ・・・昔のKagrraの流れが感じられる曲。

風に舞ってる 粉雪が誘ってる 遠く愛しいあの大地へ
いつか輝く誉れを背に羽織って 遠く愛しいあの地へ 遠く愛しいあの地へ

my evaluation


個人的な意見としては、一言で言うと、Kagrraの作品としてあまり好きではない。
バランスが良いが、バランスの良すぎて少し物足りなさが残る。
「燦〜san〜」が、なかなか超えられない壁であった…といったところか。

しかしこれが次回からの作品を作るうえでの新しいスタートになったには違いない。
良質な作品を作ることにこだわりを持ち続けることにKagrra,の魅力があると思うので、次に期待している。