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Ophelia
† amazon†
Kaya/ [カヤ]
Ophelia
発売日:2009/07/22
参考価格:¥1,300
価格:¥1,300 OFF : ()
※この情報は、2009/12/02 00:57のものです。
Ophelia

強く、儚く、あまりにも純真な故な脆さを持った女性、
シェイクスピア戯曲「ハムレット」に登場するオフィーリアがモチーフとなっており、
報われない恋に狂いそうになりながらも、禁じられた関係に身を委ねてしまう悲劇を、
Kayaの原点回帰となる、ゴシックトランスで表現されている。

今回も柔らかい表現となるように歌詞の響きにも注意されているので非常に聴きやすく、
メロディの美麗さが全面に出ている曲となっている。Kayaの前身バンドとなるユニット、
Schwarz SteinのコンポーサーHora作曲となっている点も注意すべき点であり、
ライヴでもそのシンセリードの鮮やかさでステージを魅了するだろう。

溢れてこぼれる想い
絶望に沈むオフィーリア
偽りの愛に溺れてゆく

夢でもいい 嘘でもいい
抱きしめて


Rose Kingdom

「薔薇王国」というKaya同盟を作りだすかのような洗脳ソング。
デジタルヴォイスに加工されたKayaのヴォーカル、
"Opelia"の対極を担うかのような激しく、荒々しいゴシックデカダンスが表現されている。

振り付けも存在し、非常にライヴ映えしており、
「Rose Jail」とはまた別の形で、Kayaのステージングの幅に荒々しさを加えるエッセンスとして、
非常に良い曲となったのではないだろうか。

赤く揺らめく薔薇の王国
甘く乱れる背徳の園
何時でも何時でも側に居るから
さぁ禁断のくちづけを


my evaluation


毎度のごとく、両極端な二曲が入ったシングル。
A面が浸るように聞き入り、B面が踊ったりと会場全体で楽しむような曲となっている。

この作品、リピートしやすいのだが突っかかりがなくスルゥー…っとストレス無く聴けてしまうが、
それが仇になり、若干、感動や涙を流す…といった驚きの点では、弱い印象を受けた。

しかし、音の構成や原点回帰といった意味では、Kayaの作品となっており、初めて聴くにも優しい作品となっている。
やはり両曲ともライヴで見たほうが印象が強まって良い。ちなみに下は「Rose Kingdom」の振り付け。
一度、Kayaのワンマンライヴに参加したときに覚えたっきりなので、ひょっとすると間違えているかもしれないが…。


@ライヴではサビの際、ヒトラーのように腕を斜めに切る
 右四回(赤く揺らめく薔薇の王国)、
 左四回(甘く乱れる背徳の園)
A片方の腕を前に出し、指を折り畳み、招く。
 右二回(何時でも何時でも)、
 左二回(側に居るから)、
B肘から手の甲をピシっと縦にステージ側に向けた状態にし[※]、
 右手を下から真っ直ぐ上に登らせる(さぁ禁断の)
D目の前あたりから上の高さでグッと握りしめる。(くちづけを)

[※この時、自分の右手の掌が顔の前あたりに来ている。]