「廃頽的耽美」を追求した自身のゴシックトランスの王道の一つとなった、Carmilla(カーミラ)。
女吸血鬼をモチーフにしたかのように、曲始まりの吹き荒ぶ夜風の音、
洋館に迷い込んだ男を惑わすかのようなKayaの妖艶な歌い方と、
VersaillesのギタリストとなるHIZAKIが作曲のドラマティックな展開も聴きどころ。
血を啜り、魂でさえも自分の物にしようとする禁忌のような恋。
互いの欲望の渇きを満たし合うかのような、堕落していく様子が描かれた世界となっている。
薔薇色に赤く 燃え上がるデカダンス
時を越えて
禁忌は 破れるためにあるのよ
そうよ二人は 何処までも堕ちてゆくの
素敵でしょう?
お前の魂をおくれ
GLITTERにも収録された「Silvery Dark」が、今回、
弦楽カルテットとピアノによる特別ライブバージョンで収録。
生の音を収録することでライヴならではの空気をパッケージされており、
ライヴに来たことが無い人には打ってつけの曲となっている。
|