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Kra

artman


  • artman


  • 「artman」という意味は、「色を使う人」という意味。芸術家の意味に近いと思われる。自分だけの色を使って、革命を起こす・・・そんな気持ちをストレートに与えるかのような、かなり激しいダンシングロック。結良作曲ともあり、ベキベキ縦横無尽に動くベースソロ・景夕のラップに英詩とサビでの伸びやかな展開はKraとしては新鮮。

    君は誰も知らなかった色使いで世界を色づけていく




  • irony


  • 舞作曲。ノスタルジックで、ゆったりとしたテンポ。目立たつようなフレーズもない、一定のテンポでふわふわと浮くような「癒し」のオーラが漂ってて、「artman」とは別で新しいかな。しかし、「irony」の意味は「皮肉(心の思うことと反対のこと)」となる。見上げる空はとても広いのに…風切羽を斬られて鳥篭に入れられた鳥の歌詞。最後の「どうもありがとう。」がどこか物悲しい。



  • 雪の降る街


  • 今までのKraでありそうな曲。あえていうなら王道かな。
    演奏のまとまり具合…アンサンブルの展開もよく、シンセも綺麗で冬の音作りになっている。歌詞はシーケンスもので、どこかの映画のワンシーンを切り取ったかのような内容のラヴソング。
    寒さで凍える手ギュッと握りしめて握り返してくれる…
    それだけで良かったよね…








  • まとめ

    前作よりは、たしかに「Kra」なんだけど…すっかり牙が抜かれた感じがある作品。『ハートバランス』が好きな人は受け入れられるけれどねぇー…。「革命」⇒「皮肉」⇒「恋」とこう書けば確かにKraではあるんだけれど、やっぱりあのサーカスなどで見せた毒を求めたいって気持ちがあるかな。インディーズから好きになった人、そして「ハートバランス」が気に入らなかった人には、やっぱりキツいかもしれないかな。




    【購入優先度】: グラフ100/200
    買いたい人は買って……でもイイと思う。お金に余裕があればで。
    【値段高価度】: グラフ100/200
    高騰はしないかな。売り切れすることもないだろうし。
    【オススメ度】: グラフ100/200
    毒気無し…なんでKraのメルヘンとは少し離れた感覚。
    【即ライブ用】: グラフ130/200
    「artman」はライヴでやるかな。アップテンポでライヴでは盛り上がるかも。
    【幅広さ度合】: グラフ130/200
    Kraに、確かにないテイストながらも少し弱いかなぁ…。
    【泣かせる度】: グラフ90/200
    「irony」が読んでみると結構悲しい内容。音に誤魔化されているかもしれないけれど。
    【全体的総評】: グラフ100/200
    闇などを求めてる人にとっては面白くないかも。どんどんとKraの毒気が皆無になっていくなぁ…。




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