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Wizard

CORE


  • Regret


  • 「HEY!」といった猛々しい掛け声が入るほどの攻めナンバー。
    「Aquarius」のときに出たシンセの音が曲に印象を与えてるかな。 「Regret」の意味は『後悔』、歌詞としては「後悔先に立たず」。若いということ、未来があるということ、未来に向かって攻めるということを歌った歌。カイトの今までのストーリー的なものではなく、吐き散らしたような言葉が生々しさを感じさせる。

    きっと望んでた未来には、光輝く『今』が在って。
    全て柵で在る様な『今』に嫌気がさしてたんだよ。




  • faintly


  • 原曲はHIRO。少し古めの歌謡曲テイスト。いつもの明るめの歌モノ。「faintly」は「微か」。徐々に力尽きていく恋人を想う歌。「時間」「呼吸」「鼓動」の順で弱弱しくなっていくものの、曲自体はどこか力強いというギャップが聴き所なのではないかと考える。切ない系統に部類する曲で、聴きやすいのではないだろうか。



  • ヒロイン


  • 全面的に散りばめられたアコースティックギターの音がとにかく綺麗な切ないバラード。ヴォーカルをとにかく引き立たせるために音が控えめであるため、自然と歌に耳がいくかな。「失恋」の曲。強がっているけれど、誰かとすれ違うたびに、「あの人」を重ねてしまうヒロイン。強がっても結局は弱くなってしまう、人間の脆さを歌った曲。

    ドアを開けたら「君」は少し笑って「おかえり☆」って言って。
    「それが幸せ」だって気付いていたけど…。





  • まとめ


  • 2作品リリースとなるが、「CORE-コア-」は、核という意味があるが今回、「CORE-コア-」は地球を示す。人間模様を全面的に出した作品となる。結果的には、Wizardの音作りはリリースを重ねている度によくなっているのは解る。しかし、今回の作品を何度か聴いて感じた感想としては、『決定打の欠如』。
    並べてみるとバランスは良いのだけれど、まとまるとアレ…?と感じた。そんなところかな。 「CANNONBALL vol.3」に収録されていた「SEEDER」あたりが収録されていたら、グっと作品自体に締まりが出ていたのではないかなぁ…と思う。歌詞の内容を考えると「CORE」に入るのはオカシイんだけれどね。




    【購入優先度】: グラフ110/200
    はじめてWizardを聴くって人には勧められないかな。よく聴くって人も後回しでいいかも。
    【値段高価度】: グラフ100/200
    高いけれど。売り切れるのかなぁ…。しばらくは中古店にも並ぶし問題ないかと。
    【オススメ度】: グラフ110/200
    満足は出来ないかな。これだけを何度も聴くという気にはなれない。
    【即ライブ用】: グラフ180/200
    ライヴでやるのは「Regret」ぐらいかな。ダンシングなイメージがあるね。
    【幅広さ度合】: グラフ110/200
    バランスは良いのだけれど、まとまりすぎている感じがあるかな。
    【泣かせる度】: グラフ110/200
    ヒロイン、faintlyは、感動するかもしれないが…男性としての俺は少し、物足りない。
    【全体的総評】: グラフ110/200
    1500円弱と高め。あまり購入は勧めないけど、極端に悪い作品ではない。




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