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ALI PROJECT

阿修羅姫


  • 阿修羅姫


  • 世界観は「愛に狂う乙女」。恋は盲目…といわんばかりの愛しい人をひたすら望む…といった内容で、かなり深い内容。
    和テイストとゴステイストが混じって新しい音が生まれたといった曲調。
    歌詞もただの和テイストではなく、「鮮血のヴィーナス」など、ところどころゴスの世界を覗かせる。 疾走感溢れるテンポで「阿修羅修羅の〜舞♪」という呪文を唱えたかのような韻の踏み方をしたボーカルメロディは一度聴くと耳に残って、しばらく離れないはず。ゲーム「舞-HiME-」のCMソングでその異彩なサウンドで心を捕まえられたファンは多かったはず。

    「夜叉般若の面 筆の貌 あなたが逢うのはどっちのわたし」



  • 君がため、惜しからざりし命さへ


  • 神聖…しかしどこか不気味なものを感じるほどの美麗なコーラス。
    ところどころ鳴り響く、片倉三起也の叫びのように聴こえるひずんだギター音、救われぬ魂がたゆたうような仄暗く毒々しいサウンド。スローテンポながら、サビではテンポは変わらないものの、どんどん昂揚していくアリカ嬢のボーカルも聴き所。歌詞の世界は、「初めて感じた、恋しいという感情」。阿修羅姫とは違った、愛情の形。

    「ハバタク羽根 与エタモウ マダソノ胸ニ 光ハトドクワ」



  • まとめ

    どちらも秀逸曲。
    お金ない高校生は、まずこちらをオススメします。男性、さらにいうならヴィジュアル系音楽が好きな人には十分オススメできますし、カップリングが「君がため〜…」なんだけど、両A面っていうぐらいのデキです。世界観は相変わらず、きちんと捉えてないかもしれないけれど……自分の目で、耳で、その曲の世界観を構築してくださいませ。ホント…しばらくこれしか聴いてませんでした。ちなみにカラオケにもありますよ〜。



    【購入優先度】: グラフ200/200
    どちらもかなりの秀逸作。カップリングまでダークな組み合わせというのはおそらくこれだけ。
    【値段高価度】: グラフ200/200
    生産中止になることはない。値段も懐に優しく1200円です。
    【オススメ度】: グラフ200/200
    「阿修羅姫」もそうだけれど、「君がため、惜しからざりし命さへ」がカップリングなのに特にすばらしい。
    【即ライブ用】: グラフ180/200
    この先、これを超える作品が出るまでやり続けるでしょう。
    【幅広さ度合】: グラフ180/200
    「愛情の形」という点では幅はないけれど、その解釈の違いでここまで差が出るからすごい。
    【泣かせる度】: グラフ100/200
    泣けない…けれど、これをライブで聞いたら、「聴けた」ことに泣くと思う。
    【全体的総評】: グラフ180/200
    アリプロファンなら絶対抑えておくべき作品。アルバムは後回し。




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