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彩冷える

EquAL pRayer 2aLL


  • da-gi-e


  • 「ダギエ」という女性の名前のタイトル。パラレルワールドに移動して、奇異な姿となってしまった周りの人間・・・母親・父親・弟が・・・そして大切な人の顔までも紙切れのような破れ顔。どんな姿に成り変ってもその人は疑うまでも無くその人・・・疑った自分への後悔・・・のような内容です。ヘヴィサウンドの展開でサビで突然開けて、メロディアスになってまた戻るというアヤビエらしい曲。

    思った瞬間、はらりと、君は、失われました。触れることが違反へのオマージュだった。



  • サイコサーキット


  • 漂うサウンドとしっかりしたサウンドが交じり合って異質な空間を生んだ軽快なナンバー。・・・なんだけれど、歌詞を見るとどうも・・・・・・「アヤビエのこと」が歌われているような気がする。僕が「アヤビエ」で君が「ファン」かな。見えない何かというのは、活動かな…「ヴィジュアル系として認められたくて・・・歴史を作らなきゃ」という急がなきゃいけないというプレッシャーと、それによるファンとの距離のように思えた。




  • gimmick of heavy metal


  • すべて英詞。メロディが全く無く、攻撃的な曲。
    ライブではこれでひたすら煽ります。歌詞を訳すとまた…本音が隠れているような・・・はじめから三、四行ぐらい適当に意訳してみた。

    「今、現世は状況を変える人を必要としている。
        この居住者は現在、新しい存在を必要としている」
    「現在、甘いハチミツはこの世で無くされている。
        この居住者は現在、新しいハチミツを必要としている」
    「いつ明確な暗闇が見えなくなっている、
          ・・・それが見えるようになればやがて外観を探すでしょう」

    ・・・要するに、今、このヴィジュアル系の界隈はこのマンネリ化した現状を打開するための新しい人物を必要としている。リスナーは、甘いハチミツを必要としまた、バンド側もハチミツを必要としている。だが、そのハチミツ(皆が楽しみにしているもの・・・アヤビエのあるべき姿)を探したいのだが暗闇に覆われていて見えやしない。きっとこの暗闇からみえるようになったとしても、それをはっきりと確認したいがため、外観(どうあるべきか)をずっと探すであろう・・・ってことかな?
    後半は根性で訳してください。俺もこの訳が正しいかどうかわからないけれど、結構な心意気、掲げてます。





  • ___[eve]DIVER


  • アヤビエの超王道。重たいサウンドからサビでは、一気にメロディアスになるアヤビエテイスト。歌詞も終盤、抽象的な表現で語られている。 神様なんか信じない自分があえて、神に祈る・・・「あの夜に、二人幸せになれたあの夜に戻してほしい!」、だけれど切なる願いは成就しない現実。DIVERは、後半歌詞の、過去のある瞬間に「再び飛び込むこと」である。この詩を見せるなら、あのころ、馬鹿なことをした自分に見せたいという願い。




  • 水圧


  • 深海の奥底に沈んでゆくように、綺麗だけれど重く、仄暗いミディアムナンバー。最後の最後、落ち着きを見せた曲。

    さぁ見せよう、僕が作り上げた世界。
          理解不能?それは君の努力不足によるもの。
                        入り口は実は広く、浅い水辺。


    解ろうともせずに『難しい歌詞』で片付けられるが、実は簡単なことを言っていて誰にでも解り易く共感できるようなことを書いている・・・といいたいのだろうか。言葉言葉ひとつひとつに含まれた自分の世界に隠れたメッセージ。そのメッセージに触れた瞬間、自分と重なった瞬間であり、喜びを感じる。ときめきを覚える。側に感じられる。





  • まとめ


  •  実は、俺の中でここから「アヤビエがアヤビエじゃなくなった」ような感じを受けた作品。サウンドは確かに太くなった。 しかし、アヤビエの世界観は「幼稚さとインテリジェンスの共存」というのが俺の中であったんだけれど…、それが完全に消えて、アヤビエが自ら言う『王道ヴィジュアル系』となってしまった。たしかにサウンドを重視したという点ではいいかもしれない……可愛いルックスだけで音を聴いてもらえないというのはアーティストとして…バンドとして悲しい。どれもこれも『可愛い』『カッコイイ』『大好き』だけの言葉だと本当に疑わしくなるだろう。 でも……この掃いて捨てるほどたくさんいるバンドの中でアヤビエが急成長出来たのはその不思議な世界観であったはずだと俺は思う。 捨ててはいけないものを捨てた気がした……この曲全体が、『アヤビエとしての存在がぼやけた内容』であった気がしたというのが俺の印象です。



    【購入優先度】: グラフ100/200
    「クロイツカサ〜」のDVDは、即完売映像集で見て、通常版を買いましょう。
    【値段高価度】: グラフ100/200
    高くない。売り切れた初回版を購入してもイイことないので、通常版で大丈夫。
    【オススメ度】: グラフ130/200
    アヤビエらしさが欠けた作品。イメージとしては、いままで色があったのにこれは「黒」な感じ
    【即ライブ用】: グラフ100/200
    ワンマンライブでは使える・・・しかし聴き倒すなら「鉄の島」のほうが聴き倒しやすい。
    【幅広さ度合】: グラフ100/200
    盲目的に好きになれる人と物足りなく感じる人で賛否両論になりそう。
    【泣かせる度】: グラフ120/200
    内容を噛み砕くと、涼平の悲痛のような歌詞が見えた・・・様な気がする。
    【全体的総評】: グラフ100/200
    ワンマン行くなら勝手も良いけど、初めての人にはオススメできない。物足りない感じがするから。




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