彩冷える
ゴシックパーティ
ゴシックパーティースピードセッション
少し前のゴシック調(いわゆるコテビ)の、16ビート・ヴィジュアルハードロック。
怪しいお城に迷い込んだようなシンセが特徴的で、幻想的なのに、歌詞が現実的であるというギャップのある曲。彩冷えるの代表曲のひとつで、歌詞は「中途半端なパンキッシュな音楽に対する言葉」。そんなに世間を悪く言うなら、自分で国を作ってみればいいという、涼平独特な歌詞。
何も得ず、このまま行って現実と向き合えるかい?一人あんよする勇気はあんたにはないか。
大変そう、未来あんたの顔は疲弊のみ感じ、「昔は若かった」つぶやくんだろうね。
「りょぺこ、そんな可愛い顔してそんなこといったらイメージが崩れる!」と思うファンはいるかもしれないけれど…涼平は基本的にクレバーで視野が広い。自分が思ったことを歌詞のどこかにいれることでみんなの心に残ってほしいっていうロッカーであるからそれは間違いであろう。ちなみにLIVEでは、イントロでは葵が指差す方向に向いたりしてサビではひたすら、ぐるぐる回ったりダンスダンスダンス!!
マゾチ「三月に観た夢の再構成」
歌詞は、「マゾチ」という虫人間の話。
博士が「マゾチ」を作り、完成間際に破裂し、その欠片を集めるという涼平が観た夢の話。王道のヴィジュアル系ハードロックで、毒々しい泡がはじけるような重厚なインテツのベースラインと攻撃的な涼平、猛飛のギターソロのユニゾン。そして、葵のヴィジュアル系独特のメロディアスなボーカルライン。LIVEでも逆ダイ発生。おそらく、ヴィジュアル系が好きな男ならまっさきにこれを聞いたらつかまれるんじゃないかな、かなりゴリゴリしたサウンドです。
南極
「シゼ」「コモレ」「ヘンレケ」という涼平の造語が光る物語。
「南極」というのは、この物語の主人公のあだ名。冷たいのは心。愛する人がいて、互いの心と身体の距離がちぢんでも決してその距離はなくなることはない。南極は何らかの理由で戦闘機に乗っていく際、呟く……
「死にたくない…」と。
運命といったら綺麗かもしれないけれど、強制的に自分の生命の行く末を決定されることの悲しさを謳っているように思える。サウンドは南極を彷彿とさせるような冷たいラブソング。しかし彩冷えるのハードな部分が巧く調和されている曲で、和のメロディが冴え渡っている。ライブでは、ワンマンでは「合鍵」と同レベルでプレイされるため、頻繁ではないがやられないことはない。
まとめ
個人的には「男なら聴け!!」っていった感じ。(笑)
二曲、攻撃的な内容で、かなりノリノリ。バンギャさんもきっと好きかも。ただね…俺の妹もそうなんだけど…「わけのわかんない歌詞がイヤ」「変則的すぎて付いて行けない」っていう人はオススメできないかも…だって「南極」なんか解説みないとわかんないもん、何語だって感じで。「アヤビエ即完売集」に三曲入ってるんでそっちを手に入れましょう♪
【購入優先度】:
10/200
これを買うリスクを考えるよりも「即完売集」を買ったほうがいい。ミックスは変わらないから価値なし。
【値段高価度】:
10/200
上記と同じ理由。しかし「即完売集」もかなりのレアなのだが探すのは許容範囲内。
【オススメ度】:
180/200
「南極」以外の二曲はライブの定番曲。オススメだが、ライブDVDを見たほうが安くつく。
【即ライブ用】:
160/200
「ゴシック〜」は、結構対バンのときでもやる。最近はそうでもないかもしれないけれど。
【幅広さ度合】:
150/200
女性にもオススメだが、個人的にこの幅広さと攻撃性は男性に薦めたい。
【泣かせる度】:
150/200
泣かせる…とはまた違うかな。でも、俺が「南極」が好きなのでちょっと点数プラス
【全体的総評】:
130/200
涼平ワールド全開。不思議な世界観を持っているため、この三曲は聴くべし。
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