彩冷える
クロイツカササグイトシネガイ
XT
彩冷えるのライブ行ったら一度は聴いたことがあるはずのヘヴィーな「入場曲」。
たしか、DVDのエンドロールのときもこの曲が流れてたような…。ちなみに歌詞は当然ない。
入場曲…SEだから。
クロイツカササグイトシネガイ
ストレート、メロディアスと、ヴィジュアル系では王道的な曲。歌詞は「失恋」。
こっから、理由さんの解釈…。このイメージシーンは、モノクロで考えたほうが情緒的。深夜、女性と二人で並木道を歩く。そして、彼(この歌詞の主人公)が読みかけの「少女地獄」。その一説の「何でもない」って一章の話は「自らの虚言で命をたつまで追い詰められてしまう美少女、ユリ子…しかしそのユリ子の存在自体が虚構」という内容。
「彼女とのこの出会いが虚構」という暗雲に、彼の不安が止まらない
そして、そんな古い本の暗雲に負けじと、必死に話を繋げようとするも…奇なる会話で、噛み合わない。
結局、大切な存在になれないまま離れた二人。彼は願う。「もう一度会いたいな…」
布団の中、会いたくて嗚咽する彼…静かな部屋とサヨナラ…自分の華奢な身体が、孤立感をより一層際立たせる。
そして後にもう一度会い、「誓いの口付けを交わしたい…」と彼は想うが、
気づかないのなら、もう彼女を見たくない、
気づかれないのなら、しがみついて喚いたい…。
って内容かな。(苦笑)
壁_R(カベアンダーバーアール)
…「先生と生徒」?
ってカンジに見えた内容なんだけど…主人公が書く暗黒時代のように心がすさみきり、怯えきった「自分の考えを主張した原稿」を見た壁際にいた先生が抱きしめてくれ、思わず主人公は泪が溢れた…そして時が過ぎ、二人は離れた。そして、未だ先生が去っても、先生がいた壁に残像がうつり思い出してしまうから、少しその壁と距離を取った…かな?
曲調はダークダンスメタル(?)。加工された葵のボーカルが浮遊感と不安を煽る。振り付け多そうな異端派曲。「彩冷えるっぽい手口」といえばそうなんだけど…異端な曲。
まとめ
限定2000枚、ライカエジソン限定。入手不可、残念!!
「重いSEと超正統派曲と超異端派曲。」というバランスがいい内容なだけに「彩冷える」側としては、「本当に彩冷えるが好きな人に聴いて欲しい」という願いをかけて限定販売にしたらしいが…まぁ、高値払っても悪くはない内容なんだけど…ねぇ?限定って…。
【購入優先度】:

100/200
XTに魅力を感じないため、「セカンドプレス」の購入を強く薦める。
【値段高価度】:

130/200
そこそこ。ライカエジソン限定発売であった上に数が少なかったがヤフオクでわりと手に入る。
【オススメ度】:

100/200
ファンなら三曲聴いておきたいところではあるが決して「抑えるべきポイント」ではない。
【即ライブ用】:

/200
「壁_R」は、たぶんしないであろう。「クロイ〜」は解らないけれど。
【幅広さ度合】:

200/200
「超正統派曲と超異端派曲。」とMを超える幅広さ。だけど、明らかに「壁_R」は問題作。
【泣かせる度】:

80/200
「クロイ〜」は感動はちょびっとするかも。メロディでは泣けないけれど…全然切なくない。
【全体的総評】:

120/200
買ってもいいが、買わなくてもいい。セカンドプレスがあるなら、「XT」のために買うべきではない。
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