アラビアテイストの妖しげな音色を交えた、不思議な展開を魅せる彩冷えるの異端曲。
激しいサウンドと絡むのは女性的なファルセット。
様々な声を多用した葵のヴォーカルが何度も重ねられ、
頭に響き渡るような感覚に落とす。
歌詞は、人としての道の極端な方向に走った人間を比喩して歌っていると思われる。
道を踏み外した君と僕の二人は、落ちた先の坩堝で沈んでいく。
自分達を救おうとする汚れた手が、救うのを諦めるまで…。
皮膚を波立たせて揺らすは
君と僕の洪水浴
踏み外して落ちた坩堝に差し出された汚れた手が消えるまで
異端であれ
|