悠希の透明感のあるヴォーカルと、サウンドの雰囲気が、日差しが差し込む森のイメージを与える。
森のイメージを与えているのはギターのアルペジオと、サビにかけるゆったりと広がっていく構成によるものだろう。
サビで急にストンと音が優しく落ちることにより、ストレス無く聴ける曲となっている印象を受ける。
さなぎとは、「悠希自身」のことで、深い森というのは、音楽ではないだろうか。
消えかけた過去、今、すべてを乗せ、深い音楽、森に閉じ込める。
その森の核となる部分にさなぎがあり、それに触れることで、繊細な悠希の欠片に触れることが出来る。
音楽に対する、想いのようなものを感じた曲。
さなぎの様に柔らかな僕は 壊れやすくて
少しでも握り締めれば それで終わってしまう ほら触れてごらん
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