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Dry flower
Sugar/ シュガー
Dry flower
※この情報は、2009/02/01 00:42のものです。

Dry flower

Sugarの代表的バラード。物静かなアルペジオ。
後半につれて盛り上がっていく湿度のある曲。
Lokiの色気のある深みのある声が映えた曲で、
生で聴き終わると、しばらく無言になってしまうほど世界に引き込まれる。
「Dry flower」…死別に悲しむ女性の歌。
思い出の中の愛する人の声を磨り潰しては飲み干すように反芻する…

どれだけ時間が経っても、
どんなに愛する人を思っても、戻ってこない。

残された者は、ただただ…彼の面影を白く塗りつぶしていくことしかできない。

渇き切り 枯れ落ちた あの言葉は
「優しく… 抱いて下さい」 すり潰すように




my evaluation



2006年8月26日高田馬場AREA ワンマン『 graveyard 』にて、
入場者全員に当日限定無料配布された作品。
元々は、1stシングルに収録されていた曲なんだけど、再録して配布。
ワンマンで何度もやり尽くされた曲であり、配布曲にしては勿体無い曲。

…といってもそれはファン視点からの意見であり、
何も知らない初心者の人が聴くと、少しインパクトは弱いかもしれない。

ワンマンライヴなどの長丁場のとき、他の曲と織り交ぜることで存在感が浮き出る曲かな。
1stシングルのほうはクオリティは低いんだけれど…この再録の曲はなかなか良い。

現在は、「SWEETEST」の「月に啼き、朝を哂う花と」が主流となっており、
Sugar唯一のバラードというわけではないが…聴いておきたい曲ではある。