無くしていったもの、砕けていったもの。
何を想い、何を歌えば良いのか解らなくなる。
何が虚しく、悲しいのか…考えていく。「自問自答」。
無くしたものなどなく、すぐ近くにあるということ。
出だしはギターとヴォーカルのみ。バラード調で入りながらも、
終盤ではテンポアップし、ジャジーテイストのリズムにのり、「核心」へと向かう。
向かい合ったものが真実…ということへ。「gaze」
グルーブ感のある曲。節々に入るコーラスがマッチして良い。
人生の分岐で分かれた道。今の自分に、もう一つの選択をした自分に言われる。
「もう一度やりなおしてみないか」
今のままで良い…と納得していく。誰とも争わず、悲しいことも無く、
退屈しないように夢が夢のままである人生が欲しかった。
人と傷つけあわずに済む世界を求め…夢を見つつも、
目を開ければ、そこは見慣れた争いの世界だった。
この先ずっと続いて行くのかと思ったら
もう こんなにも笑えないんだ
シンプルかつ、昂揚していくアッパーナンバー。
aie のギターとyukinoのベースが良い音を出し、
大祐のヴォーカルによる韻とドラムの響がリズムを出す。
一定のリズムを刻む4ピースが同調していて、自然と身体がノれる曲となっている。
2007年6月14日では、未発表にも関わらず、そのテンポ感がオーディエンスを熱狂させて
実績を持った曲。まさしく、歌詞内容と同じ、「狂気の前進」。
『夢は叶うはず』と、犬死を避けるために必死にもがく。
死に物狂いに夢は眠りの中だけではないことを実証するために、魂を揺さ振る。
紳士達よ気付くんだ 淑女達よ気付くんだ
笑い声に掻き消された 罪に
魂を揺さ振れ 魂を揺さ振れ 簡単な筈だろ さあ
|