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Kra

ハートバランス


  • ハートバランス


  • アダルティな雰囲気が漂うが…温かみと淋しさが残るミディアムラヴソング。
    ハートバランス…歌詞は「死別」。幸せの絶頂のときの死別…しかし、その大切だった人への気持ちが大切に、綺麗に残った…そんな想い出を歌った曲。些細な幸せも全て輝いてみえた…そんな内容である。景夕の優しく色のあるヴォーカルが心に沁みる。




  • エレクトロンメールマン


  • ハーモニカの音や柔らかい綺麗な音色がどこかのどかな雰囲気をもたらし、幸せな気持ちにしてくれる。
    歌詞の内容としては、ファミコンであったようなドット絵のイラストの郵便局員がフワーっと空を飛んだりしてメールを送ってくるという心温まるファンシーな世界。後半にある景夕のオーケストレーションは、イヤホンで聴くと本当に面白い。激しい曲も好きだけれど、こういう暖かい曲もKraの持ち味である。



  • 泡沫の花びら


  • こっちは、通常版にしか入らない曲。泡沫(うたかた)の花びら。
    伸びやかに歌う景夕、アコギを交えて控えめにプレイする舞、リズム隊のベース結良、ドラム靖乃も心を躍らせる跳ねるリズムで曲全体を軽快にしている。こちらもラヴソング。「別れ」ではあるけれど、互いに幸せになろうねという想いが秘められている。



  • まとめ


  • 全体的にラヴソング。激しいのだけ好きな人やバラードやラヴソングが嫌いな人…面白くない人は本当に面白くないけれど、メジャーデビュー一発目の作品としては、いいような気がする。メンバーのコメントでもあったように「このシングルのイメージを壊すことだけを考えている」とあるようにここからKraの怖さを見せ付けて本領発揮すればよいだろう。音は昔の「ケラビアンナイト」と「星空列車の汽笛を聞きながら」より、洗練された作りで、個人的には満足。
    PVは、少女が古びた廃屋で何かを考えて歩いている…というイメージ映像。メンバーは出て来なくて、プレイする手やドラムヘッドを叩く足とかが出てくる。バンドの顔であるヴォーカル景夕でさえ中盤チョロチョロとしか出てこない。キャラが優先しがちであったKraであったから物足りない人もいるだろうけれど俺は嫌いではない。最後あたりは、フルでメンバーがプレイ。





    【購入優先度】: グラフ100/200
    すぐに買うようなものでもないけれど、余裕があれば買ってもいいかな。
    【値段高価度】: グラフ100/200
    売り切れることはないけれど…AタイプBタイプ両方を買うってのはキツいかな
    【オススメ度】: グラフ100/200
    一般の人でも聴きやすい。ただ今までのKraを知っている人には物足りなさを感じるかも?
    【即ライブ用】: グラフ120/200
    「ハートバランス」は、結構やりそうかな。でも激しくないので対盤ではやるかどうか不明。
    【幅広さ度合】: グラフ120/200
    全体的にラヴソングであるため、幅広さの意味では狭いかな。今までのKraの作品タイプにはないタイプだけれど。。
    【泣かせる度】: グラフ90/200
    Kraの優しさにじー…んとくるといった感じかな。ほんわかするタイプ。
    【全体的総評】: グラフ120/200
    ここまでラヴソングだと飽きるかな…メジャー二作品目でダークな作品がでるか期待。




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