Zen(ex.Vanilla , Fatima)、伶希(ex.KuRt)といったメンバーが集まり、 起動実験版プロトタイプバンド「音画死」として活動していたが、2009年、「オトガデッド」として始動する。

死の匂いが香るアンティーク調の黒、「闇」や「暗黒」と一言では言い難い奇怪な空間は、2009年7月22日1st Single「clockwork oblivion」へと凝縮されており、 生まれて、そして死んでいく「人」の、その時間の中でさまざまに生まれる「感情の形」、そのような果てしない感情を紡いでいる。

一度聴いたらクセになるヴォーカルフレーズ、歌詞の中にある閉塞的な世界観が広がる物語。 繊細で叙情的、時に破壊的に幅を効かせる音色と展開は深みを与える。

活動も浅く、始動したばかりで現段階ではまだまだ成熟の余地がある。未完成で混沌としたバンドの成長の先、それを期待させるバンドである。 気になった方は、一度、myspaceに、先述した1st Singleの試聴が出来るので是非聴いていただき、名前だけでも覚えていただきたい。