どこか古惚けた音を感じさせる情熱的なタンゴ。
バイオリンのような音色を奏でるギター、古惚けた何かを感じさせるオルガン。
アンティークが好きな人には好みの音かも。歌詞は「未来へ向かう人間の強さと儚さ」を歌っている。
雨は水たまりとなり、流れ、海へと還る。
永久を求めて、自分が居たという生きた証を 残すために、流されつつも、小さな小石にさえその証を刻んでいく。
人は、生きた証を残し、永久になるために、流れ、流されて、海へと向かう。
雨はやがて流れて 全てさらって行くの
いつかこの身も削れ 小さな砂粒になっても
配布音源となった曲で、今回の作品に入った曲。デジタルな印象を受ける無機質なベース音。
フラメンコ調の音色に四季の伸びやかなヴォーカルが乗り、非情にリズミカルな曲となった。
このMaxiで、一番の聴き所じゃないだろうか。
終わり それは誰かに告げられる物じゃない
敢えて言えば「想いを遂げた時」 僕の中でそう決めていたい
どこか牧歌のようなイメージを感じさせる曲。落ち着いていて、のほほんと感じさせる。
歌詞は、夢の中に見る理想的な自分といったところ。
褪せることを知らず、自分の道を突き進む。
歌詞はかなり攻撃的であるが、曲調を考えると、「ゆっくりと落ち着いて・・・」というイメージが強い。
ちなみに四季作詞、Sin作曲となる。
マリンバ、コントラバスと、マヤ節炸裂の曲。暗さというよりは、まさにアナクロ。
メインコンポーサーとなるマヤのアンティークな匂いを感じさせる音色が全面的に出ている。
2分弱の短いインストロメンタルであるが、単体で聴くとなかなか良い曲である。
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