2001.5結成以来、「素朴」をコンセプトに東京を中心に活動。
思い出を詰め込んだアルバムの様な世界観でありつつも、疾走感溢れるリズム、痛く染み込む優しいバラード、暗さを含んだ匂いとヘヴィさに潜んだ独特の哀愁メロディセンスな音楽で巻き込んでゆくライブが特徴。またメロディだけでは抑えられないどこか懐かしさを抱いた歌詞も沁みる。

独特の衣装や個性的なキャラクターも引っさげて活動していたが、残念ながら2004年10月30日 高田馬場AREAでのワンマン公演を持っての解散。

俺とこのバンドの出会いは、「ヴィドール」とのカップリングCD「異色同盟」。

ホタルやドレミ團と仲良く対バンしていたりして知っていたが、聴くと、
とにかくノスタルジー・ヘヴィサウンドという今までなかったテイストであった。

また初アルバム「箱庭」ではカリメロとしての集大成を見せ、ラストシングルでさらに進化して解散したため非常にもったいないバンドであった。

特にラストシングル「流」に収録されている「花火」はカリメロの初期作品から大切にされた楽曲となった。

やがて、メンバーのポテンシャルを見せつけるかのように、ナオ・コースケの両名は、「heidi.」へ、豪は「Jully(ジュリィー)」として活動中であり、 カリメロ時の片鱗を感じさせながらも着実に進化の道を進んでいる。