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ant
† amazon†
レオン
ant
発売日:2005/07/10
参考価格:¥ 1,260
価格:¥ 1,260 OFF : ()
※この情報は、2009/05/31 02:36のものです。
ant

蟻という存在、ちっぽけな存在であっても自分で答えを見つけ、それに向かうという内容。
「ツラヌクオト」とは想いは同じだが、表現が違い、より強いダーク・ロック、歌モノが巧く調和された曲。
その違いは、周りの制止の声や、突き進むことを揶揄する声を振り払い、進もうとする執念によるものだろう。
漠々たる流砂のなかひたすら歩き続ける蟻のように、自分の信じる道をひたすら突き進むサウンド。
タケルの自分の思いをぶつける様な荒々しい声、
サビのメロディアスながらも強さを持つといったレオンの荒々しい面が垣間見れる。

騙し絵みたいな広すぎる世界 君の眼に何が見えた?
光を無くした眼の旅人は言った 『西の果てには何もないよ』と
道は続いてる 歩みを止めるな そこにあるものが答えだ

ずっと僕の眼には何も 見えていやしなかった

B.B.

Aメロで自分の葛藤を描き、Bメロで葛藤に打ち勝つ自分を描き、
そしてサビで夢に向かって前向き進んでいくという展開。
ラウド・ロックで、跳ねるようなヒップホップ+ラップから一気に広がったメロディへ。
「自分の中の壁を破る」。B.B.は、「"Break" and "Born"」となる。
自分の中にある、間違いと思っていた概念を壊し、新しく組み替え、生まれ変わる。
煙に巻くような強さを持った主人公の気持ちをメロディで表したような展開で、リズムで体が動くような曲。

一瞬に目の前が閉ざされた気がした
何も出来ない?そうじゃない まず自分自身を壊すんだ
バラバラにしたピース 違う形に組み替えろ

my evaluation


「ツラヌクオト」が歌謡曲なら、「ant」はロックといったところ。
毛色の違う二枚を繋げて聴くだけでかなり楽しめます。
どうせなら片方だけではなく、二枚買って欲しいな。
ただ、「ant」は大丈夫だろうけど、二曲目の「B.B.」。
ヒップホップ系統だから、ヴィジュアル系を聴きなれた一部の人には少しキツいかもしれない。
そこら辺を考えるとやっぱり購入順番としては二番目かも。
初めてが「ant」だとちょっと厳しいかもね。J-POPが好きならこれが初めてでもOKかもしれない。