I hate myself and want to...
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超攻撃的なサウンド。感情が暴走して雪崩れるように歌い上げる砂月の英語歌詞。
デスヴォイス、ファルセット、入り乱れ方はまさに混沌。
苦しんで、感じる痛みをはっきりと「痛い」と叫ぶように、吐き出す。
はじめは、自分を非難する人間をひたすら攻撃する内容。
しかし英語の部分の歌詞を読み解くとそこには、自分も痛みで泣いている。
雨の中、涙を流せば、泣いているかどうか解らないように。
終盤…最後の英語の部分で、曲タイトルの「・・・」の部分が明らかになる。
「自己嫌悪、そして・・・を欲る」
今までのRentrer en Soiとなっていたときの優美なイメージが好きだった人たちは、
前作のアルバムでそのイメージが完全に覆され、
「変わった」「イメージと違う」と非難の声を浴びられた。
ファンが好きなバンドに対して牙を向けたわけである。
それに対する衝動を書きなぐった歌詞だからこそ、
感じる…泣きながら攻撃しているRentrer En Soi。
決してお前達には解りはしないだろ
腸煮え繰り返ってるんだよ 己が一番大事なんだろ?
人は平気で傷つけるくせにな
そうやってへらへら笑ってるがいいさ
架空の偽善にしがみついてろ 何も解決するはずなんてない
今のお前たちがいい例だろうが
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