東京ミカエル。がずっと温めてきた作品で、今回カップリングとしてリリース。
「ふわふわ」と、シャボン玉が浮かぶ青空のように、すんなりと沁みていくメロディが聴きどころ。
アルペジオギターと、最小限の音、真田一航の声。東京ミカエル。としての癒しが極端に出た作品。
その優しい音色で描かれている歌詞世界は、大切に想っていた人を描いた絵、主人公が描いた絵である。
いつか見た優しい笑顔を描くものの、完成形はどこか切ない色で包まれていた。
望まれれば何にでもなれた。心の中にいる自分に翼を描けば、飛べる気もした。
「好き」という言葉は届かない。何度言っても届かない。彼女は、あおの景色に飛んで行った。
ねぇ ねぇ ねぇ
呼んでみても、振り向いても なんで君がいないのだろう
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