2000年11月、雛形ゆえ、南条カナタを中心に結成し、 同年12月15日、初ライブ。以降、静岡を中心に全国ツアーを行うなど精力的に活動している。

当初、東京ミカエル。は、「そのときそのときのマイブームが主流」という流れがあり、 楽曲には、自分のカラーが確立しないのが売りで、自分のカラーを持たない雑多なバンドの一つであった。

時が経つにつれやがて、東京ミカエル。として伝えたいもの、バンドとしてのカラーを意識し出し、 楽曲へのスタンスが統一し始めた。それからの東京ミカエル。としてのサウンドは、優しく、聴きやすく、伝わりやすい作品となった。

誰でも抱きそうな闇から、物語の中に潜む切ない恋物語までを歌う、 ヴィジュアル系としてのポップミュージックをこれからも作り上げていってほしい。