購入方法を探し出す・Live会場に足を運ぶなどしなければ手に入らないリリース方法にも関わらず、争奪戦となるなど人気を博した名古屋を拠点とするGULLET。

倒錯した恋愛、サイコという歌詞にも関わらず、触れると壊れそうなほど繊細な歌詞。現在活躍している生半可なヴィジュアルシーンのバンドなど足元にも及ばないメロディ。

一瞬にして空気を変えるライヴも評判を呼び、精力的な活動を行っていた。しかし、そのカリスマ性と同時に持っていた不安定な部分。
メンバー同士の生き方がぶつかり残念ながら解散。

現在、CDは生産されておらず中古店にもちらほらとCDが並ぶような状態にはなってはいるが、プレミアが常時付いており、入手は困難。

しかし…同じバンドのアーティスト写真を購入したり、何枚も同じCDを購入しているヴィジュアル系ファン・現在、アイドルのようなヴィジュアル系が好きな最近のファンが感じているはずの、『どうして最近のバンドを悪く言うのか』、その答えの一つをこのバンドの音源を聴くことで感じて欲しいと思って止まない。