2002年10月、結成。同年11月17日に初ライブ。
活動当初のコンセプトは「探し中」で、いわゆるオサレ系であった。
しかし、活動を重ねていくたびにバンドカラーは徐々に変化し、
やがて、 奏でることによって表現するのは退廃的、荒廃的な世界観は、Ruvieの奏でる一つ一つがコンセプチュアルになっていた。

全てを呑み込む闇から一筋の光まで…、受け手に映画のワンシーンを彷彿とさせるような歌詞は、手鞠の繊細な精神から抽出されたオリジナルの世界観によるもの。まさに芸術の結晶。

メンバーが四人から五人に増え、リリースを重ねるたびに音が緻密になり、「sleepy under sun」により一気に音が計算されて凝縮している。LIVEでは、曲の世界観を重視されたLIVE。一度行くと癖になるかもしれないパフォーマンスは、活動を続けるたびに輝きを増した。

2007年5月21日、バンド名をるう゛ぃえからRuvieへ表記を変更し、音楽はより緻密となり、生まれ変わった。 誰もがその緻密さと独特な世界観に未来を感じていたが、 最終的に、2008年7月14日 渋谷O-EASTワンマンライブ『world end.』にて解散。

最後にリリースしたシングルでは、Ruvieの可能性を感じさせる終わり方であった。 それが彼らなりの想いであり、完成形として終わりを見せない終幕の迎え方をした希少なバンドだった。